2026年3月9日(火)15:30~17:30に、2025年度第1回目の「EMIR小研究会」を開催しました。
弊研究所の年間のハイライト的なイベントに「EMIR勉強会」がありますが、これは毎回150人~300人を集める比較的大きなイベントです。一方で、「EMIR小研究会」は、基本的には弊研究所のメンバーのみを対象に、国内外のゲスト講師を招聘し、毎回のテーマに対し、少人数でじっくりと語り合う機会を作り、知見を深めることを趣旨とする研究会となっています。
2025年度第1回目のEMIR小研究会は、リクルートワークス研究所の研究員/アナリストであり、弊研究所の客員准教授でもある山口泰史氏をお迎えし、「大学教育の効用の測定に関する基礎的研究案―パネル調査・今日的効用・AI」をテーマにご発表をいただき、その後、参加者でディスカッションを行いました。
少子化や産業構造の変化に加え、生成AIの急速な普及により、大学教育の価値を従来の賃金や就業成果といった事後的指標のみで測ることには限界が生じています。本研究会では、大学教育の成果を在学中のスキルや能力の変化として把握する新たな視点を共有し、読解力、数的思考力、問題解決能力に加え、AI活用力、対人関係能力、管理力、学び続ける力などを含む評価のあり方について議論しました。併せて、高校3年時を起点とするパネル調査と、大学非進学者を含む比較の枠組みにより、大学教育の効果をより実証的に把握する研究の可能性についても検討しました。
【ゲスト講演・報告者とテーマ】
講演者:リクルートワークス研究所・研究員/アナリスト(弊研究所・客員准教授)山口 泰史氏
講演テーマ:「大学教育の効用の測定に関する基礎的研究案―パネル調査・今日的効用・AI」に係る講演とディスカッション







