2024年3月14日(木)9:30から、2023年度第1回目の「EMIR小研究会」を開催しました。弊研究所の年間のハイライト的なイベントに「EMIR勉強会」がありますが、これは毎回150人~300人を集める比較的大きなイベントです。一方で、「EMIR小研究会」は、基本的には弊研究所のメンバーのみを対象に、国内外のゲスト講師を招聘し、毎回のテーマに対し、少人数でじっくりと語り合う機会を作り、知見を深めることを趣旨とする研究会です。
2023年度第1回のEMIR小研究会は、弊研究所が従前より取組んできた参加型教育アセスメント研究の実施状況と現時点までの成果を共有し、次年度以降の新たな研究戦略を導出するため、これをテーマにして小研究会を実施しました。地域連携や企業連携などを通じた教育活動を展開している新潟青陵大学、長崎県立大学、岡山大学、宮城教育大学の関係教員をオンラインにて招聘し、弊研究所のメンバーと情報交換・意見交換を行い、各取組事例の課題を整理すると共に、EMIRの観点から議論することで、研究知見の蓄積を図りました。
【ゲスト講演・報告者とテーマ】
新潟青陵大学社会連携センター センター長 齋藤 智氏
「企業連携による教育アセスメント - 地方新聞社との連携事例 -」
長崎県立大学地域創造学部公共政策学科 石田 聖氏
「長崎県立大学における地域連携の展開 - 県内離島地域での教育実践を中心に -」
岡山大学地域総合研究センター 岩淵 泰氏
「岡山県矢掛町の教育アセスメント研究の成果とその後」
宮城教育大学教育学部 西城 潔氏
「松島湾周辺の地域性を活かした学生実習と地域連携の可能性」