2017年9月21日（木）22日（金）大正大学において、大正大学・山形大学共同主催「第11回EMIR勉強会」を開催いたしました。
第1日目、9月21日（木）午後のセッションⅠでは、テーマ「日本の大学におけるIRの現在地」のもと、エンロールメント・マネジメント研究所福島真司のオープニングトークを皮切りに、職員IR（SIR）フォーラム主催者であり、金沢大学国際基幹教育院高等教育開発・支援部門上畠 洋佑特任助教、大学IRコンソーシアムの代表会員校運営委員でもある大阪府立大学高橋 哲也副学長（教育・入試担当）、大学評価コンソーシアムの副代表幹事である山形大学浅野茂教授（企画評価・IR担当）の講演後、オープンディスカッションを行い、フロアとの活気ある議論が展開されました。その後、情報交換会（レセプション）にも多くの参加者が駆けつけ、最後は山形名物”花笠締め”で初日を終えました。
　翌第2日目9月22日（金）午前のセッションⅡでは、テーマ「マネジメントと可視化のためのIRソリューション」のもと、山形大学藤原宏司教授（IR・データ分析担当）、エンロールメント・マネジメント研究所福島真司・日下田 岳史（講演タイトル「大正大学IR・EMセンターのBIシステム整備と活用状況の実際」）、上智大学学術情報局情報システム室兼IR推進室相生芳晴氏の講演の後、オープンディスカッションを行いました。
　午後のセッションⅢは、テーマ「米国のエンロールメント・マネジメント」のもと海外招聘ゲストによる講演が行われました。今回のゲストは、米国において、最初にEMを提唱したMaguire Associatesの創始者であるJohn Maguire博士、そして、Linda Maguire氏を迎え、EMのこれまでと未来について、そして、Maguire博士のEMに関する足跡をご講演いただきました。第1回EMIR勉強会以来5年ぶりの登壇となりました。なお、お二人は、2017年10月1日より、大正大学エンロールメント・マネジメント研究所の顧問への就任が決まっています。
　　　　第11回EMIR勉強会チラシ