2024年9月19日(木)、一般社団法人大学IRコンソーシアム×ベネッセ文教総研×エンロールメント・マネジメント研究所主催「IR3団体合同シンポジウム」のジョイントイベントとして、第18回EMIR勉強会を開催いたしました。今回は、2日間統一テーマを「大学を取り巻く環境変化にIRはどのよう対応すべきか」とし、初日のEMIR勉強会ではサブテーマを「環境変化に対応するためのIRの実質化への挑戦」、2日目のIR3団体合同シンポジウムではサブテーマを「学修者本位の学修成果の可視化とは」とし、昨年同様、大正大学をメイン会場にオンライン同時配信も行うハイフレックス型での開催となりました。
13時開会、弊研究所・福島所長の恒例のオープニングトークを皮切りに、京都産業大学学長室IR推進室・専任専門委員の白藤康成氏から話題提供①「京都産業大学の『みんなで使うIR 』の推進事例」をお話しいただきました。次に、弊研究所副所長の日下田岳史及び研究員和田浩行による話題提供②「IR が活きるとは、どのような意味か~データを巡るA 大学の各種相談事例から~」、さらに、山形大学学術研究院・教授の浅野茂氏から話題提供③「学習成果の把握のための基盤力テストの開発、実施と活用~山形大学における実践事例を通じて~」としてお話いただき、最後に、学校法人上智学院IR推進室長の相生芳晴氏から話題提供④「生成AI で自由記述テキストをなんとかしてみる」として、近年話題のAIを活用する可能性についてお話いただきました。
その後、弊研究所・福島所長をモデレーターとして、登壇者と、フロアあるいはオンライン参加の方々からいただいた質問やコメントについてオープンディスカッション形式で議論し、盛会裡に閉会となりました。
全体のプログラムは以下の通りでした。
13:00 オープニングトーク
13:25 話題提供①~④
15:45 質疑応答、話題提供者と参加者によるオープンディスカッション
16:55 クロージング
事後アンケートでは、例年通り、各プログラム共に、約80%~90%を超える満足度でした。参加してくださったみなさまからには、心から御礼申し上げます。2025年度も開催予定ですので、またぜひお会いいたしましょう。