2021年3月22日(月)3月23日(火)に、一般社団法人大学IRコンソーシアム×一般財団法人大学IR総研×大正大学エンロールメント・マネジメント研究所の3機関が共同主催する第3回IR合同シンポジウム「学生の学びと『IR』~内部質保証は誰のためのものか~」が開催されました。この日に続く第14回EMIR勉強会と合わせ、のべ700名が参加登録する大きなイベントとなりました。
第1日目である3月22日15時からは、大阪大学・全学教育推進機構・教育学習支援部・教授村上正行氏が「授業改善に必要な情報と分析~大阪大学におけるオンライン授業の実情と分析~」のタイトルで、また、北海道大学・高等教育推進機構・副機構長/一般社団法人大学IRコンソーシアム・調査・活用部・会長細川敏幸氏「学生調査結果から知る学生の『いま』~2020年までの5か年の比較と教育成果の検証~」で講演を行いました。
第2日目である翌23日15時からは、一般財団法人大学IR総研・副事務局長村山和生氏、同・企画部・部長東山高久氏、東北学院大学・学長室・インスティテューショナル・リサーチ(IR)課・課長補佐齋藤渉氏が「学生調査の読み解き方~学生の成長のためにIRが支援できることとは~」のタイトルで講演し、合同シンポジウム最後の登壇者として、弊研究所・所長福島真司、専任講師日下田岳史、出川真也、研究員和田浩行が「IRは学修成果の何を可視化できるのか」のテーマで講演を行いました。
例年は、9月に共催大学のキャンパスにおいて開催されていましたが、2020年度はコロナ禍の影響で、3月に変更し、2日間に亘るオンラインイベントとして実施されました。参加者アンケートでは、今後もオンラインでの開催を望む声も多く、新たなイベントの形式として大きな可能性を示しました。